やって参りました12日目
今回は神社の本殿を造りました。
神社の本殿ってなんぞやって方にざっくり説明すると、神様の家って感じです。
神道では基本偶像崇拝はしませんが、皆が思い浮かべる神様はやはり人の形をしています。
ですので、神様にも家が必要と考えました。
その結果が本殿なんですね。
余談はさておき、さっそく紹介していきたいと思います。
一口に本殿といっても今回は少し変わり種として、モデルは富士山本宮浅間大社にしました。
普通、本殿は少し高い場所にはあるものの、1階建がほとんどで、その点、浅間大社の本殿はかなり特異な存在と言えると思います。
正直構造がどうなっているか全く分からない上、かなりバランスが難しく、あのかっこよさをうまく再現できませんでした。他にも本物は赤がほとんどですが、今回は拝殿との兼ね合いで白を入れました。
話が急に変わりますが、ここで本殿の豆知識を1つ。
以前にも少し説明しましたが、本殿には
平入り、妻入りの2種類があります。
桁行方向から入るのが平入り、
梁間方向から入るのが妻入りです。
そもそも神社の屋根構造自体、切妻屋根がほとんどで、以前紹介した入母屋屋根や寄棟屋根はあまりないんですよね。
平入りの代表例を挙げると、伊勢神宮があります。対して、妻入りの代表例といえば、出雲大社があります。
数は自分が知る限り結構神社によってまちまちだと思います。若干平入りの方が多いイメージがありますが、住んでいる地域にもよるのでなんとも言えません。
立面
横から見るとこんな感じ。
「なんで、拝殿のモデル春日大社なのに、本殿も春日造にせぇへんねん。」
って思われた方もいらっしゃると思います。
全くもってその通りです。すみません。
1つ言い訳をすると、春日造って結構難しいんですよね。加えて、忠実に春日大社の本殿を再現するなら何棟も建てなければならなくて…。
めんどくs (殴
正面
正面は結構カッコいい。
ただ、神社というよりお寺みたい。
夜の本殿
以外と神社感が出てる。
・まとめ
今回は神社の本殿を造りました。
とは言っても、千木と鰹木造ってないんで、神社に詳しい方に怒られそう…。
錆びた銅が足りないだけで、一応造るつもりではいるので、許して頂けると幸いです。
一方で、今回、富士山本宮浅間大社を造りましたが実際に訪れたことはないんですよね。
いつか行ってみたいです。桜のシーズンとかに。
これからは本殿の周りに塀を造り、拝殿と繋げ、少し整えたあと、鳥居や手水舎も造っていきたいです。
ありがとうございました。