KAERUの日常

多趣味ブログ

変態建築のオンパレード出雲大社

お久しぶりになります。

 

今回は、念願だった出雲大社へ行ってきました!

 

今まで神社好きを語っていたにも関わらず、

出雲大社行ってなかったんですよね…

お恥ずかしい…

 

 

というのも、

出雲大社神社の建築の歴史的にも面白く、

島根県ではよく見られますが、

他県にはあまり見られない独特な本殿形式をしています。

 

 

 

まさしく変態的建築!

 

 

 

今回は、

スピリチュアル的な話は、

他のブログでよく見るため、

 

 

建築の話を中心に紹介したいと思います!

 

 

 

 

 

出雲大社の概要

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出雲大社島根県出雲市にあります。

 

御祭神は、国づくりの神である大国主大神

また、出雲大社縁結びで有名ですね。

 

余談ですが、

周りに神楽殿やらなんやらデカい建築がいくつかあったのですが、

すべて出雲大社教と呼ばれる、出雲大社とはまた別な神道系の宗教の建物らしいです。

 

ただ、そこの楽殿の注連縄が1番でかいらしく、

見てなかった我々家族一同は、あとからその話を聞きショックを受けました。

 

読者の皆様は忘れずチェックしましょう泣

 

 

 

 

 

出雲大社は日本一高い建築!?

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ここからはさっそく

出雲大社の特異な本殿形式を説明していきたいと思います。

 

まず、

現在の出雲大社本殿は江戸時代に建てられましたが、

本殿の規模で言えば、

おそらく日本一大きい本殿かと思います。

 

その大きさは、高さ24mにも及び、

現在の建物で例えるなら、6階建てのビルに相当します。

 

しかし、2000年の調査で、

3本の柱を1つとしていた巨大な柱が発見され、

 

その直径はなんと3m!!

 

現在の木造住宅の柱の太さが約10cm程度なことから考えると、あり得ない太さになっています。

 

さらに、それを裏付けるような、

3本の柱を1本の柱としていることが図示されている平面図も存在しており

 

ここから推察すると、

 

かつては、約48mの高さになっていたのではないか、という説が出てきました。

 

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デカすぎでしょ、変態やん笑

 

 

 

また、平安時代の書物に、

日本の大きい建築物が記されており、そこには

「雲太、和ニ、京三」

と書かれていました。

 

それぞれ、

出雲太郎、大和二郎、京都三郎の略になっており、

出雲大社東大寺大仏殿、平安京大極殿

を指しています。

 

また、太郎、二郎、三郎というのは、

1番、2番、3番ということを示しているため、

ここからも、

出雲大社がかつて1番大きい建物であったことが推察されます。

 

当時、東大寺大仏殿は45mあったため、

それからも、それより高い48mあったのではないかと、考えられています。

 

ただ、聞いた話によると、

東大寺大仏殿のように規模に比例して高くなっているのではなく、柱をものすごく高くすることで高くしていたため、建物のアスペクト比がとても悪く、ちょっとした風で簡単に倒れたとか…笑

 

 

 

 

 

・Oh、This is 大社造!

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出雲大社は大社造と呼ばれる変わった本殿形式をしています。

 

伊勢神宮本殿をはじめ、

ほとんどの神社の本殿は平入りであり、

妻入りの本殿形式はあまり見かけません。

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というのも、妻入りであると

真ん中に入り口を設けることが出来ないという

大きなデメリットがあります。

 

そのため、大社造では入り口を右側に寄せ、

意地でも妻入りにしています。

 

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もう平入りでええやん…

そこまでして妻入りにしたいのか…

変態やん…

 

 

 

 

実際、大社造のほとんどは右側に開口部があり、

それに伴い向拝も右側に寄っています。

 

これは、真ん中に存在する棟持柱があるためであると考えられます。

 

棟持柱は、屋根荷重を支える重要な柱であり、

ぶち抜いて開口部にすることは出来ないんですね。

 

 

 

しかし、それを克服したのが住吉造

大阪にある住吉大社は住吉造と呼ばれ、

大社造と同じように妻入りですが、

真ん中に入り口があります。

 

これは梁の上に叉首を組むことで屋根荷重を分散しています。

 

 

 

 

 

話を戻しまして、再び大社造になります。

 

先ほどのように棟持柱や真ん中に存在する心御柱などの構造上重要な柱をぶち抜くことはできません。

 

つまり、神様を正面奥にいると想定した場合、

神様の目の前に柱が存在してしまうことになります。

 

ちょっと邪魔ですよね笑

 

 

そのため、大社造は、

男性の神様なら正面から見て左

女性の神様なら正面から見て右

を向いて鎮座しています。

 

出雲大社には、

本殿正面からみて左側にも参拝場所があります。

 

これは、神様が左を見ているからなんですね。

 

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例外として大社造でも本殿の規模が小さいものは、2本の柱を抜き、神様が正面を見て鎮座しています。

 

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これを大社造変態と呼ぶらしいです笑

もうちょっと名前何とかならんのか笑

 

 

また、美保神社の美保造もこれまた特異で、

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両翼大社造と呼ばれる形式で

まるで逆八幡造のようになっています笑

 

ど変態建築ですね笑

 

 

 

・まとめ

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出雲大社、ひいては山陰地方の本殿の変態さがお分かりいただけたでしょうか。

 

個人的には他県では滅多に見られないのでたくさん見れてとてもよかったです。

 

しかもこれで、

神社の本殿の種類はコンプできたと思います。

 

嬉しい…

 

また、やはり山陰地方は大社造が多いらしく、

 

 

筆者は、出雲大社の他にも

神魂神社熊野大社、八重垣神社、玉造湯神社

なども行きましたが、

どれも大社造でなんじゃこりゃ!ってなりました笑

 

 

 

これは…

 

 

 

まるで…

 

 

 

大社造のバーゲンセールだな…

by神社が好きすぎる世界線のベ◯ータ

 

 

 

 

 

 

追記

今回で一宮巡り1/3達成!

これからもどんどん行きたいと思います!

 

↓一宮についてのブログはコチラ

https://kaeru5.hatenablog.com/entry/2024/06/08/%25E5%2585%25A8%25E5%259B%25BD%25E4%25B8%2580%25E4%25B9%258B%25E5%25AE%25AE%25E5%25B7%25A1%25E3%2582%258A%25EF%25BD%259E%25E5%258D%2583%25E8%2591%2589%25E7%25B7%25A8%25EF%25BD%259E

 

↓一宮巡礼会公式

一の宮巡拝会

 

 

 

↓モチベになります。

 

 

 

 

 

名古屋に来たらあんかけスパを食え!!

 

 

 

 

みなさん、名古屋の名物と言えば何でしょうか?

 

ひつまぶし?手羽先?味噌カツ

 

それらもとても美味しいですが、

正直なところこれらは…

 

 

 

名古屋じゃなくても食えます。

 

 

 

では、

逆に名古屋でしか食べられないものは何か

 

 

 

そう

 

 

 

あんかけスパ!!!!!

 

 

 

ということで今回は筆者が愛してやまない

あんかけスパについて紹介していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

あんかけスパってなんやねん

 

そもそもあんかけスパという単語自体を初めて聞いた方もいらっしゃるかと思います。

 

あんかけスパとは、その名の通り

 

餡がかかったパスタ

 

しかし、

あんかけスパの餡は、

皆さんが想像されるような少し甘めの餡ではなく

少し胡椒辛いものになっています。

 

ただ、それが料理に程よくパンチを生み出し、

また、麺が通常のパスタより太くなっているため、

食べ応えが抜群になっています。

 

これはお店にもよると思いますが、

麺も餡が絡みやすいよう特殊な工程を挟んでいるとか…。

 

その他にも、

あんかけスパあんかけスパでも、

多くのバラエティがあり、何回食べても飽きさせないものとなっています。

 

その種類については後ほど紹介します。

 

 

 

〇名古屋にしかない理由

 

前述の通り、

あんかけスパは名古屋でしか食べられません

 

過去、

あんかけスパで有名なヨコイというお店が、関東に出店したらしいのですが、

関東人にはあまりウケが良くなく、すぐに撤退してしまったそうです。

 

というのも、

その胡椒辛さ、味の濃さががダメだったらしく、

流行らなかったそう。

 

 

 

いやいや…

 

 

 

その味の濃さがいいんじゃん!!!!

 

 

 

これの後日談として、

関東向けに、

出汁を効かせたあっさりあんかけスパ

を作ったらしく、それは割とウケたそう。

 

 

いやいや

 

 

いやいやいやいや…

 

 

 

 

それあんかけスパちゃうやん!!

 

 

 

 

 

あんかけスパの種類

あんかけスパと一口に言っても様々な種類があります。

 

今回は、その中でも代表的なものを紹介したいと思います。

 

 

 

 

・ミラカン

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あんかけスパの王道と言えばミラカン

具はナポリタンですが、味は全く違い、

一見統一性のないように見えますが、餡がうまく全てをまとめています。

あんかけスパの何たるやを1番知ることができる一品となっています。

 

 

 

・バイキング

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あんスパ好きがよく食べるといえばバイキング。

白身魚のフライとソーセージと卵でできており、

餡と絶妙にマッチしています。

個人的には、残った餡に白身魚のフライを浸して食べるのがオススメ。

私も1番こちらをよく食べます。

 

 

・ピカタ

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豚ロース肉を卵にくぐらせ焼いたピカタ。

こちらも餡との相性が抜群であり、

また、麺とピカタと餡を同時に食べるあの感覚は、やみつきになる一品です。

 

 

 

エスカロープ

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あんかけスパ屋でもあるところと、ないところがあるエスカロープ。

チーズがかかったロースカツが乗っています。

チーズとの相性が抜群で、当初のイタリアンを広めたいということが分かる一品。

 

 

 

・ミラネーズ

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ミラネーズは、ベーコンとソーセージ、

場所によってはマッシュルームやハムものっています。

こちらは肉が食べたい!というときにぴったりの一品。

 

 

 

・カントリー

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カントリーは野菜たっぷりのあんかけスパ

カントリーのおすすめの食べ方は、

餡と野菜をよく絡めてから食べるのがおすすめ!

 

 

 

 

 

〇店舗紹介!

 

・ヨコイ

元祖あんかけスパといえばヨコイ!

あんかけスパを知りたいならまずここに!

 

【ヨコイ公式】元祖あんかけスパゲッティ|スパゲッティハウスヨコイ

 

 

 

・チャオ

名古屋を中心に展開してるあんかけスパチェーンのチャオとチャオニーノ。

多種多様な種類とサイズが選べます!

 

スパゲティハウスチャオ公式ホームページ - 名古屋名物あんかけスパゲティハウスチャオ

 

 

 

・パスタ・デ・ココ

有名なカレーチェーンCoCo壱番屋あんかけスパver.。

愛知県ではよくCoCo壱の隣にくっついて出店しているので、県外から来た人はなんだこれ?とよくなっています。

メニューの選び方もCoCo壱と変わらないので、初めての方でもお手軽に食べることができます。

 

名古屋めし あんかけスパゲッティ専門店 パスタ・デ・ココ

 

 

 

 

 

他にも個人の喫茶店など、あんかけスパを出しているお店は多くあり、その店によって種類も味もまちまち。

 

自分だけのお気に入りの店を探すのもまた楽しみです!

ちなみに、筆者がお気に入りのあんかけスパ屋もあるとか、ないとか…。

 

 

 

 

 

〇まとめ

今回はあんかけスパについて紹介しました。

 

いやぁ、ついあんかけスパの愛が溢れてしまった。

最近ハマりすぎて暇さえあれば食べに行ってる気がします。

 

名古屋発祥のまぜそばはあんなに流行ったのに、

なぜあんかけスパは流行らないんだ…。

 

 

 

 

みんなも1回でいいからぜひ食べて!

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

↓モチベになります。

行ったれ!佐渡島!

 

 

今回は、佐渡島に行った話です。

 

 

 

佐渡島といえば、

先日、佐渡金山が世界遺産に登録されましたよね。

 

 

筆者「今度、佐渡島行くんだよねー」

 

友人「いいじゃん!佐渡島!金山見に行くの?」

 

 

 

筆者いや、虫取り…

 

 

 

友人「…(絶句)」

 

 

 

ということで…

 

 

 

今回は、

佐渡島の紹介と昆虫採集を紹介します!!

 

 

 

 

 

佐渡島ってどこやねん

 

佐渡島の所在は新潟県

面積は855k㎡と大きな島で、

車で島を1周しようとすると、1日かかります。

 

 

アクセスとしては、フェリーがあり、

直江津港(新潟の下)から小木港(佐渡島の左下)

新潟港(新潟の真ん中)から両津港(佐渡島の右下)

の2つあります。

 

車も乗せることができるため、

本州からそのままフェリーに乗り、

島に行くこともできます。

佐渡汽船公式サイト | 佐渡汽船の公式情報を提供しています。

 

 

 

他にも佐渡空港があるため、

飛行機でも行くことができます!

 

 

 

 

 

佐渡島って何があんねん

 

1番有名なのは佐渡金山

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これでもかと、採掘を続けた結果、

写真のように山が割れたようになってしまったそう。

 

 

これが全部手堀りでやったの思うとやばいですよね。

 

現在は、

採算が取れないみたいで採掘はしていないそうです。

 

 

 

続いて有名なのがトキと呼ばれる鳥!

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昔は日本全国で見られたのですが、

現在は、この佐渡島でしか見ることができません。

 

さらに言えば、日本のトキは絶滅しています

 

じゃあ、なんで佐渡島におんねんって話ですが、

 

これらは、

中国から譲ってもらったトキを繁殖したものです。

 

トキは、学名がニッポンニアニッポンと名付けられるくらい日本でよく見られた鳥だったのですが、

 

乱獲や環境の悪化により絶滅してしまいました。

 

現在は500羽ほどまで回復し、

佐渡トキ保護センターで見ることができます。

佐渡トキ保護センター

 

 

 

そして、穴場スポットはこちらの

北沢浮遊選鉱場跡!!

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こちらは、採掘された鉱石を精製する場所でした。

 

まるでラピュタのような佇まいです。

 

 

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隣にある建物もすごい。

 

 

こちらは、無料で観覧できる上に、

金山ともとても近いため是非訪れるべきスポット!

 

 

他にも砂金取り変わった岩など観光スポットが多くあるためぜひ訪れてみてください!

 

 

 

 

 

●いざ、昆虫採集

はい、本題に入りました。

おまちかねの昆虫採集です。

 

 

 

今回は、

ライトトラップを所持している強力な友人を連れて、3泊4日で行きました。

 

 

 

今回の狙いは、

固有種の

サドマイマイカブリ

サドコブヤハズカミキリ

の2種類!

 

特にサドマイマイカブリについては、

本土のマイマイカブリとは大きく違います。

 

その違いについては、このあとで…

 

 

 

他にも見た目は変わりませんが、

アオオサムシ(佐渡亜種)

クロオサムシ(佐渡亜種)

も取りたい!!

 

 

 

また、見れたらいいなーと思ったのが

オオルリハムシ(北カラーver.)

ミヤマクワガタ(70㎜up)

クロサンショウオ(別名:サドサンショウオ)

サドガエル

でした。

 

 

 

それでは、いってみましょう!

 

 

 

 

・1日目

1日目は移動がほとんどだったため、

夕方からの採集でした。

 

 

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その中でも嬉しかったのがミルンヤンマ

本土でもいますが、

捕まえたことがなかったので嬉しかったです。

 

ちなみにこの夜のライトトラップは不発。

 

場所が悪かったのか、数もあまり来なかったです。

 

 

・2日目

2日目はあいにくの雨な上、

狙っていた場所は立ち入り禁止でオーマイガー。

 

ただ、林道をひたすら走っていると良さそうな池が。

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うぅ〜ん、そそるねぇ…

 

 

 

網でガサゴソ…

 

 

 

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うぉ!

 

 

クロサンショウオでたぁぁぁ!!

 

 

 

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かわよ

 

 

止水性のサンショウオとはよく言ったもので、

この池にはたくさんいました。

いい池だ…。

 

 

 

しかしながら、

この夜のライトトラップも雨で不発。

 

 

 

筆者「うーんなかなかうまくいかんなぁ」

 

強友「厳しいっすねぇ」

 

 

 

午前のクロサンでテンションが上がったものの、

2日連続のライト不発でテンションダウン。

 

 

 

強友「とりあえず、トラップでも見ますか。」

 

 

 

暇な間に仕掛けた、ベイトトラップを見ることに。

 

強友「お!いいの入ってますよ!」

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狙っていたうちの1つクロオサムシが!

写真にはありませんが、

アオオサムシも入っていました。

 

 

 

筆者「つまり、マイマイも入るってコト!?」

 

 

 

筆者がちいかわのモノマネをしているのも束の間

 

 

強友「え!あれ!」

 

 

 

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でっでっ

でたぁぁぁぁぁ

サドマイマイカブリ!!!

 

 

いや、首ふっと、かっこよ

 

 

 

んーーーーーー

説明しよう!サドマイマイカブリとはぁ⤴︎

 

本土のマイマイカブリと違い、

首が太くなってるぞ!

 

これは、本土のマイマイカブリがカタツムリに頭を突っ込んで食べるのとは違い、殻を食い破って食べるため、筋肉や顎が発達していると言われているぞ!

 

そのため、大陸のマイマイカブリに近いと言われているんだ!

 

また、通常、マイマイカブリのおしり(ムクロ)は尖っているが、サドマイマイカブリに関しては全く尖っておらず、まんまるになっているぞ!

 

 

 

あぁ、解説できてよかった…。

このまま取れなかったらどうしようかと…。

 

 

 

・3日目

3日目もあいにくの天気。

午前中は観光中心で動きました。

 

 

 

昼からは色んな池をガサゴソ。

 

そこでは、

クロサンショウオ

クロゲンゴロウ

ガムシ

アカハライモリ

など、いい池の良い生き物が多数いました。

 

この中でも佐渡島アカハライモリは、

黒の部分が多いと聞いたことがあります。

 

取ったアカハライモリも微妙に黒が多いかも?

 

 

 

サドガエルは見ることができませんでしたが、

ひと通り水の生き物は見ることが出来たので、

場所を変えて、2日目の池の近くの草むらに。

 

 

 

草をかき分けかき分け…

 

 

 

筆者オッオオルリハムシだ!!

 

強友「マジっすか!!」

 

筆者「取るよ!あっ!あぁぁぁ!!」

 

 

 

[悲報]

筆者痛恨のミスにより逃す。

 

 

 

やっちまったぁぁぁぁぁ

 

捕まえようとした瞬間、

コロっと死んだふりで落ちて、行方不明。

 

 

 

強友

「まぁまぁ1匹いるってことは他にもいますから、とりあえず食草のシロネを中心に探しましょ」

 

 

 

1時間後…

 

 

 

全然っ見つかんない!!!

 

 

 

え、最後の1匹だった?

うそだろ、おい

シロネいっぱいあるのになぜいない…。

 

 

筆者「イヤッイヤーーーー」

 

 

ショックでついにちいかわになる筆者。

 

 

 

!?

 

 

 

強友いました!!!!

 

筆者「マジ!?」

 

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Oh,beautiful …

 

これこそまさにオオルリハムシの所以。

瑠璃色の輝きを放っています。

 

ちなみに、この瑠璃色は北の方のみ

関東の方では、赤緑になります。

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これはこれで綺麗なんですけどね。

 

このオオルリハムシですが、広くは分布しているものの、食草がシロネと呼ばれるシソ科の植物であり、この植物自体が湿地帯などの植生なため、局所的で少し珍しいです。ゆえに、必然的にオオルリハムシ自体も局地的で珍しい昆虫となっています。

 

環境省のレッドデータでも準絶滅種くらいだった気がします。

 

そのためか、この後も必死で探しましたが、

この日はこの1匹のみでした。

 

自分も捕まえたかった…。

 

 

 

というか、こいつニッチなところ攻めすぎて、逆に自分の首締めとるやんけ…。

 

 

 

セイタカアワダチソウでも食べればいいのニ。

(不謹慎ロボ)

 

 

 

場所を変えて、夕方は少し登山をしました。f:id:KAERU5:20240818003111j:image

1時間で登れる山にしては、すばらしい景色です。

 

道中、

クロカタビロオサムシを見つけ、

高山性かつ高所に止まるうるせぇセミNo.1

エゾゼミ、コエゾゼミもとることが出来ました。

 

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どちらも初めて捕まえたので思わぬ収穫です。

 

 

 

ちなみに、この日のライトトラップはミヤマクワガタのメスは大量に飛んでくるものの、肝心のオスが飛んでこなかったです。残念。

 

ただ、強友が執念でサドコブヤハズカミキリ

見つけてくれました。すげぇ。

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・4日目

最終日は朝早く起きたため、

オオルリハムシのリベンジマッチに行くことに。

 

 

午前9時!

fight!!カーーン!

 

 

筆者「いたぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

 

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速攻勝利。対あり。

 

ほんの少し場所を変えてよくよく見たら

いっぱいいました。

 

なんやねん。

 

まぁここで頑張って数を増やしてくれ。

 

 

 

この後は急にトンボラッシュ突入!

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マルタンヤンマ(メス)

 

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ヤブヤンマ

 

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オニヤンマ

 

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タカネトンボ(強友)

 

 

 

ラッシュ4連!!

しかも、いいトンボばかり取れました。

パチで言ったら万発いってますよ、これ。

 

 

 

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あとなぜか池ぽちゃしてたミヤマクワガタ

生きてるし、しかもちょっとでかい。

 

ライトトラップで全然飛んでこなかったのに、

この後もなぜか池に3匹も泳いでました。

 

池の水面に月明かりが反射して飛んできたのかな?

 

 

 

 

 

●まとめ

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今回は佐渡島に行きました。

基本的に本土で虫取り行く時は、

熊やイノシシに怯えながら山に入るのですが、

佐渡島はそのどちらもいないため、

気軽に虫取りできてとてもいい環境でした。

 

次は、ぜひ自分もサドマイマイカブリを捕まえてみたいです。

 

 

 

 

 

ふぅ…。

 

 

 

 

 

 

 

全泊車中泊きつかったぁぁぁぁ

 

 

 

 

 

 

 

ありがとうございました笑

 

 

 

↓モチベになります。

全国一之宮巡り~千葉編~

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こんにちは!

 

今回は全国一之宮巡り~千葉編~ということで、

先日行った神社を紹介したいと思います。

 

 

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

というかそもそも一之宮ってなんやねん

 

一之宮というのは平安時代から鎌倉時代にかけて整った神社の格です。

 

旧国名尾張國、武蔵國など)ごとに社格が高い神社を1社ずつ定めましたが、

時代とともに変わっていったみたいで、2つ以上あることもあります。

 

今回の千葉県であると、下総國上総國安房旧国名として該当します。

 

また、この一之宮巡りは、江戸時代初期に橘三喜という人物が、

自身の巡礼を記した書物を出版したことによって庶民にも広まったと言われており、

現在でも巡る人が多くいるそうです。

 

参考:一の宮とは | 一の宮とは | 一の宮巡拝会 (ichinomiya-junpai.jp)

 

 

 

下総國一之宮 香取神宮(かとりじんぐう)

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所在地:千葉県香取市香取 1697

祭神:経津主大神、武甕槌大神

 

千葉県の中でもトップクラスに大きい神社です。

表参道にはいくつか商店街も出ており、にぎわっています。

 

全体の造りとしては権現造(ごんげんづくり)らしく、

調べるまで私は気づきませんでした💦

本殿は平入の流造(ながれづくり)とよく見られる構造ですが、

背面の1間は庇のような造りになっており、少し変わっています。

また、全体として柱頭部や組物部に極彩色が施されています。

 

個人的見どころは、本殿の破風板(はふいた)です。

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黒に塗られた破風板に金色のものすごい美しい飾り金具が施されており、

友人が「めちゃくちゃかっこいい刀の鞘みたい。」と言っていたことが、

とてもいい表現だと思いました。

 

特筆すべきが桁隠(けたかくし)で、

懸魚(げぎょ)の部分はどこの社寺もよく装飾が施されていますが、

桁隠まで施されているのはあまり見ません。かっこいい。

 

他にも、樹齢千年を超える杉が多くあり、デカ木ファンとしては垂涎ものでした。

 

 

 

御朱印

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上総國一之宮 玉前神社(たまさきじんじゃ)

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所在地:千葉県長生郡一宮町一宮 3048

祭神:玉依姫命

 

千葉県の一宮町という地域は年間を通しても暖かく、有名な九十九里浜の近くにあります。

 

こちらの神社は大きくはないものの、

全体的に黒と赤を基調とした彩色が施されており、見た目がかっこいい。

 

 

 

御朱印

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安房國一之宮 安房神社

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所在地:千葉県館山市大神宮 589

祭神:天太玉命天富命

 

安房神社は千葉でもかなり南の方にある神社です。

参道に植えられているは有名で、春になると多くの観光客が訪れます。

また、境内内にお茶屋さんがあり、目の前の池を眺めながらゆっくりできます。

 

本殿は伊勢神宮に似た神明造で質素ですが、

本殿自体がとても大きいため、それを感じさせません。

 

鳥居も神明鳥居になっていますが、白色に塗られており、

桜のピンクと一緒になると映えます。

 

 

 

御朱印

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安房國一之宮 洲崎神社(すさきじんじゃ)

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所在地:千葉県館山市洲崎 1697

祭神:天比理乃咩命

 

洲崎神社は、千葉のほぼ最南端に位置する神社です。

厄払坂と呼ばれる急な階段を上っていくと本殿があります。

 

本殿は3間流造、全ての柱間に扉があり、海に近いからか朱色で塗られています。

拝殿右横の坂を上がると、本殿がとても見やすいためオススメです。

 

ここの見どころは富士見鳥居

なんと千葉の最南端から富士山が見えます。

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といいつつも、

私が行ったときは残念ながら見えませんでしたが、

冬の空気が澄んだ時に行けば見られるかもしれません。

 

 

 

御朱印

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まとめ

今回は、千葉県の一之宮神社を紹介しました。

千葉県は、旧国が3つもあったこともあり、

一之宮の神社が多くて見ごたえがありました。

 

 

 

 

 

周るの大変だった・・・。

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

大阪の芸術”太陽の塔”に行って来ました

 

 

 

先日、かねてから行ってみたかった太陽の塔に行って来ました。

 

今回は、そこで感じた魅力などを紹介したいと思います。

 

 

 

⚪︎太陽の塔概要

 

太陽の塔といえば、皆さんもご存知、

岡本太郎氏。

芸術は爆発だの言葉で有名ですよね。

 

万博終了後は撤去する予定でしたが、岡本太郎氏の強い要望により存続することになりました。

 

しかし、あくまでも工作物として残っており、

当時は内部空間を見ることができましたが、

その後は長い間見ることが出来ませんでした。

 

現在は改修工事を行い、内部空間まで見ることが出来ますが、竣工した1970年から50年の歳月が経っています。

 

 

 

⚪︎いざ、太陽の塔

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大阪モノレールに乗り、駅から降りると、

いきなり太陽の塔が見えます。

 

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ちょっと知らない人写り込んじゃってますが、

こちらが太陽の塔です。

 

ここのすごい点が、最初これを見た時、

あぁ近くまで行けないんだ、残念だな

と思ったんです。

 

というのも、

太陽の塔までの芝生は全て柵で囲われており、

太陽の塔周りも人が見当たらないんですよね。

 

 

 

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しかし、

近くに来てみると周りが堀のようになっており、そこに人が隠れていました。

 

えっちょっ

ランドスケープすご

 

堀のようになっているおかげで、遠くでも近くでも写真が撮れるようになっており、

 

また、遠くから撮る際でも人が入らず綺麗な写真を撮ることが出来ます。

 

これはすごいよく考えられてる。

 

 

 

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こちらは裏側の黒い太陽。

 

太陽の塔には合計3つの顔が存在し、それは

黄金の顔太陽の顔黒い太陽があります。

それぞれ未来、現在、過去を象徴しています。

 

万博当時は地底の太陽と呼ばれる第4の顔があったらしいですが、なぜか行方不明らしいです。

 

 

 

⚪︎内部へ

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内部はこのようになっています。

 

これは生命の木とよばれ、上に行くほど生物が進んでいきます。

 

また壁面には数多くの吸収板反射板が貼り付けられており、それがまた幻想的な空間を生み出しています。

 

内部は1階のみ撮影可能ですが、

受付でレンタルスマホを借りれば全館撮影可能となっています。

 

個人的には借りた方がいいと思います。

というのも価格も500円と高くなく、

また、腕の中の鉄骨組が幻想的かつ男心をくすぐるため、マジで写真映えします!

 

 

 

ちなみに私は借りておらずめちゃくちゃ後悔しています笑

 

 

 

⚪︎太陽の塔の建築的魅力

 

ここからは建築的観点から魅力を紹介していきたいと思います。

 

 

 

・当時の建築について

ここでは太陽の塔を囲んでいた大屋根について紹介していきたいと思います。

 

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こちらは当時、太陽の塔を囲んでいた

大屋根の一部分です。

 

現在もモニュメントとして残っています。

 

こちらは立体トラス構造と呼ばれ、

大スパン(柱間が広い)を飛ばしたい時によく使われます。

 

この大屋根は当時、約100m×300mほどあり、

とても大きな屋根だったと言えます。

 

もし、その屋根を全てコンクリートで作成したとすると、とても重いものとなり、その分、

重量を支えるための柱が多数必要になります。

 

しかし、それであると内部空間は制限され、

とても広場とは言えない空間が出来てしまいます。

 

一方で立体トラスであると、強固かつ重量が軽くなるため、少ない柱で済みます。

 

実際、大屋根の柱もあれだけの大空間を実現しながらも6本しか柱が存在しません。

 

 

ここでちょっと小話なんですが、

設計当初、大屋根の下に岡本太郎氏の作品を展示する予定でしたが、何をとち狂ったのか大屋根をぶち抜くと言い、大屋根を設計した丹下健三氏が激怒したとかなんとか…。

 

建築家も一種の芸術家と言えるので、まぁそれは怒るでしょうね笑

結果、岡本太郎氏の案が通ったわけですが...。

 

 

 

・改修について

 

太陽の塔工作物から建築物にするにあたって様々な問題点があります。

 

当時、撤去する予定だったことからも分かるように、物としては、仮設建設物だったらしく、

博物館のようなものにするには様々なハードルがありました。

 

その1つは耐震です。

 

腕より下の胴体部分のコンクリートを厚さ300mmからさらに200mm増し打ちし、また、腕より上は鉄骨フレームを入れることで耐震化を図りました。

 

他にも当時は腕から大屋根に登るためのエスカレーターがあったらしく、それを今回の改修で撤去し、軽量化したみたいです。

 

この改修かなりうまくされており、内部に入った時に全く気づきませんでした。すごい。

 

 

 

⚪︎まとめ

今回は太陽の塔について紹介しました。

 

芸術と建築が融合した他にない作品だと思います。

 

ちなみに内部は当日券もありますが、

予約した方が得策だと思います。

 

自分が行った時は当日券は全て完売していました。

 

 

価格は大人720円です。

 

 

 

大阪に行く機会があった時はぜひ行ってみてください!!

 

 

 

 

 

 

2000円太陽の塔フィギュア欲しい…

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

↓モチベになります。

もう迷わない!ぱっと見で分かるお寺と神社の違い

最近は、御朱印ブームなどで

寺社仏閣に行かれる方が増えました。

 

かくいう筆者の御朱印を始めたのですが

ことあるごとに

 

 

え?これお寺?神社どっち?

 

 

と聞いてきます。

 

 

 

ということで今回は、ぱっと見ただけで

誰でもお寺と神社を区別できるようそれぞれの違いを建築的観点から紹介したいと思います。

 

 

 

目次

 

 

1.神社とお寺の基本的な違い

建築的な違いの前に、

そもそもの違いを説明したいと思います。

 

 

 

・お寺とは

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宗教的には仏教になります。

 

中国から伝播した宗教になります。

(大元はインドですが…)

 

信仰の対象は、仏(ほとけ)です。

〜天、〜観音、〜如来などの名称があります。

 

参拝の仕方は合掌

 

そして日本の仏教は基本的に

偶像崇拝になります。

 

偶像崇拝とは、信仰の像を作って崇めることです。

実際に大抵のお寺には仏像が置いてありますよね。

 

 

 

・神社とは

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宗教的には神道になります。

 

これは日本独自の宗教で、

信仰の対象は、神(かみ)になります。

〜神、〜大神などの名称があります。

 

参拝の仕方は基本的に

2礼2拍手1礼

 

そしてこの神道ですが、

基本的に、偶像崇拝を行いません

 

実際、神社に行って神の像を見たという方はいらっしゃらないかと思います。

 

ただ、神社には他にも

東照宮(徳川家康を祀っている)

天満宮(菅原道真を祀っている)

などがあり、その場合は

像があったりなかったりします。

 

神宮も神社ですが、〜宮の場合は神の場合もありますが、天皇を祀っている時もあります。

 

ちなみに、稲荷はグレーゾーン

お寺の場合もありますし、神社の場合もあります。

 

 

 

 

2.神社とお寺の建築的な違い

ここからは、ぱっと見ただけで分かるよう、

建築的な違いを紹介したいと思います。

 

 

 

・鳥居の有無

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不浄なものが入らないよう結界の役割をしている

と言われている鳥居ですが、

 

これは、神社には必ずある一方、

お寺には鳥居はありません

 

 

つまり、

鳥居が存在する時点でほぼ神社が確定します。

 

 

 

 

・建物の配置の違い

 

神社は基本的に、

 

 

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鳥居→手水舎→拝殿→本殿

 

の順に並んでいます。

 

ここで特筆すべき箇所は、

参拝者がお参りする場所を、

拝殿という形で本体である本殿と隔ているところです。

 

例としては、伊勢神宮があります。

 

皆さんがお参りしている建物から、

遠く向こうに本殿が存在しています。

 

もちろん、同一建物の場合もありますが、

多くの場合は、これに当てはまります。

 

 

 

一方で、お寺には伽藍(がらん)と呼ばれる

特徴的な配置があります。

 

その配置というのは多種多様ですが、

代表的なものとしては法隆寺があり、

 

 

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南大門→中門→金堂+塔→講堂

 

の順に並んでいます。

 

また、神社とは違い参拝場所は仏像の目の前になります。

 

つまり、参拝する場所とその礼拝する対象が、

同一の建物内で完結します。

 

皆さんも1度は行かれたことがある

東大寺奈良の大仏は、その最たる例になると思います。

 

 

 

・建物の屋根葺の違い

 

実は、屋根に使われてる建材でも

お寺と神社違いが分かります。

 

基本的に神社は、を使いません

 

社務所等の付随の建物には使われていますが、

意外にも本殿に関しては使われていないんですね。

 

その代わり、

銅板葺(銅でできた板を重ねた屋根)

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檜皮葺(ヒノキの皮を剥いで何重にもした屋根)

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茅葺(主にイネ科の植物を詰め込んだ屋根)

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の屋根になっています。

 

 

一方で、お寺には

瓦が使われていることがほとんどです。

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この違いは

日本古来の宗教か、中国から伝播した宗教

が関係しています。

 

瓦という建材は中国から伝わってきた技術であり、

日本由来ではないんですね。

 

そこから、日本古来からある神社には合わない

という考え方が生まれました。

 

神社かお寺か迷った場合は、

みんなが拝んでいる場所から裏に回って、

本殿の屋根を見てみるのも1つの判断基準になると思います。

 

ただし、

著名なお寺だと檜皮葺や銅板葺はあります。

 

 

 

3.まとめ

まとめとして基本的な判断フローを紹介します。

 

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ただ、今まで自分が見てきた寺社仏閣には

 

鳥居があるのにお寺だったり、

仏像があるのに神社だったり、

 

かなり例外があることだけご了承頂いて、

あくまでも参考程度でお願いします。

 

 

 

ということで、

 

 

 

正直なところ…

 

 

 

完璧に分けられるものはない!!!

 

 

 

というのも、神仏習合という言葉を

聞いたことがあると思います。

 

そう、まさに

神社とお寺はぐっちゃぐっちゃになってます(笑)

 

お寺の境内の中に神社ができたり、

逆に、神社の境内の中に神宮寺と呼ばれるお寺が出来たりともうめちゃくちゃです。

 

加えて東照宮天満宮などのイレギュラー神社

稲荷というグレーゾーンな存在

 

さらに、本地垂迹(仏が皆を救うために日本に神として現れたという考え方)

まであります。

 

 

 

 

 

もう何でもありです。

 

 

 

 

 

そりゃ分からないわ…

 

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

とあるマイクラ鯖の建築目録

半年くらい前から、とあるマイクラサーバー

お邪魔しておりまして、

 

今回は、そちらで建てた建物をダイジェストで

紹介したいと思います。

 

 

 

1.自邸

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こちらがお決まりの古建築、自宅兼お寺です。

どんどん領土を拡大してます。

 

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裏はこんな感じです。

今後も、どんどん広げていきたいと思ってます。

 

 

 

2.図書館

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こちらは図書館です。

今までで建てた建物の中で、

1番規模が大きく、時間もかかりました。

 

特に、クォーツ、レンガ、本棚を集めるのが

 

まぁーーーーーーーめんどくさい。

 

半自動石生成を作り、石とエメラルドを交易し、

そのまたエメラルドでレンガやクォーツを集めて…

 

と、集めるのに全体の半分くらいの時間を費やしました。

 

まぁ結局最後は色んな人の助けを借りて、

資材を集めて建てたんですけど…。

 

まじでご協力ありがとうございました。

 

 

 

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内装はこんな感じです。

 

ここのミソは、

外装は上からみたら正方形なのに、

内装は円形になっているところです。

 

外と内とのギャップを1つの魅力としてます。

 

ただ、完全にそれぞれを独立させてしまうと、

1つの建築としてまとまりがなくなってしまうため、

真ん中の円柱から、屋根上のドームで

繋がりを作ってまとめています。

 

 

 

3.カジノ施設

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こちらは全部を作った訳ではなく、

屋根のみ作りました。

 

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というのも、

カジノ施設を他の人が建ててくれたのですが、

屋根がなく、中途半端で放置していたんですね。

 

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↑元の状態

 

ケツ拭きみたいになってしまいましたが、

結果として、

他の人が建てた建物を引き継いで建てるという

貴重な経験ができたためいい試みでした。

 

加えて、壁が奇数マスで作られていたため、

塔の部分や、屋根の納まりが作りやすくて良かったです。

 

 

 

・別邸

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こちらは、かわいい建築に挑戦した結果

生まれた建物です。

 

結構ガッチリしてしまい、

可愛いとはかけ離れたかもしれません。

 

かわいいは難しい…。

 

 

 

・商店

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リス地付近に建てた西洋建築です。

 

坂に建てたため、

うまくまとめるのがかなり難しかったです。

 

 

 

・別邸2

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こちらは同じ鯖内にいた方の別邸です。

 

はじめて頼まれて作るということを経験したため、

なかなかに緊張しましたが、

うまくまとまった方なんじゃないかなと思います。

 

個人的には1番気に入っています。

 

 

 

スターバックス

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ネタ枠として建てたスタバです。

 

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の割には内装を少しこだわりました。

 

天井と床にここまで、細工を施したのはじめてかもしれません。

 

ネタで建てましたが、

今後の建築に活かせそうな挑戦が多かったです。

 

 

 

・まとめ

他にもいくつか建てましたが、

今回はダイジェストということで、

またの機会に紹介したいと思います。

 

にしても、この鯖自体、

友達に勧められて入ったんですが、

色んな意味ですごい。

 

有志の方が全て管理しているのですが、

荒らし対策や、その他管理もしっかりしてます。

 

特に自分が1番ありがたいのが、

他の方の建築を間近で見れることです。

 

ああ、ここをこうやると納まりいいんだな。

なるほど、その素材を使うとおしゃれなんだ。

 

など日々学びを得られます。

1人じゃ出来なかったことです。

 

今後もしばらくこのサーバーにお世話になると思いますが、よろしくお願いします。