今回はライギョを食べた話をしたいと思います。
そもそもなぜ食べるまでに至ったか、味はどうだったのかを紹介したいと思います。
・ライギョが…
その日は友人(友人A)とそのさらに友人(友人B、C、D)と昆虫採集に行っていました。
ただ、その帰り友人B、Cが友人Aに
プレゼントあるから
と友人Aに告げ、自分も何かなと楽しみにしていたら
これ、ライギョ。食べよう。
筆者 まじか…。
・そもそもライギョってなんぞや
確か原産は中国だったかな?
調べるところには水鳥も食べるほどの獰猛さがあるらしいですが、特定外来生物にはならないそうです。
ずっと特定外来生物だと思ってました。
その理由として、意外と生息域が限られるらしいです。知らなかった。
なので、たぶん運んでも大丈夫…たぶん。
ちなみに、特定外来生物は飼育、保管、輸入、放出、譲渡、販売が禁止されています。
特定外来生物の魚といえばブルーギルだったり、カダヤシだったり、ブラックバスだったりが代表的ですよね。
違反した場合、3年以下の懲役、もしくは300万以下の罰金の対象になります。
つまり生きたまま運んだ時点でアウトなんですよね。
逆に、その場で殺してしまえば対象外です。
・ライギョを捌く
筆者は魚を捌くことも料理もできないので、友人が全てやってくれました。
ただ、食べるにあたってめちゃくちゃ頑張って泥抜きしたそうで、そこは安心してとのこと。
捌く感じは、見ている限りかなり硬そうでした。
鱗が硬くて包丁が全然入らないって言ってました。
それと触ってみるとヌメリがすごかったです。
洗っても洗っても永遠にヌメってました。
・いざ実食
まずは刺身でいってみることに。
※筆者は特別な訓練を受けています。
これはかなり危険な行為です。淡水魚を食べる際は絶対に火を通しましょう。
見た目は綺麗です、ほぼ鯛です。
味は
うーんほぼ鯛。
拍子抜けするくらいほぼ鯛でした。食感はコリッと固く、ほのかに甘みを感じます。ただ、味があまりないのと最後にほんの少しドブ臭さがあるかな?
ただ、やっぱり寄生虫が怖いので1切れで辞めときました。ほんま怖い。
・焼いて食べた。
危険を感じたため、焼いて食べました。
最初は塩焼きで食べました。
うーんほぼ鯛。
焼いた方がほぼ鯛ですね。ほぼ鯛度が増してます。
次に、卵とじ
白身に味がいい感じに染みて美味しいです。
お店で何も言わずに出しても、普通の白身魚だと思って食べてしまうと思います。
最後に余った具材で、植物に詳しい友人が採ってきてくれた柿の葉で包み焼きを作ってくれました。
これも柿の葉がいいアクセントになって美味しいです。
・まとめ
今回はライギョを食べた話をしました。
塩焼きは普通に美味しかったです。
食べた雰囲気的に他に、ムニエルとかしたら美味しそうでした。
ただ、食べたはいいものの本当に寄生虫が怖い。
ライギョにはよく顎口虫という寄生虫がいるらしく、寄生すると2〜3週間後に腹部にミミズ腫れと痒みが出るらしいです。
ただ、このミミズ腫れというのが幼虫が歩いた後らしいです。おえぇ
その上、下手すると目や脳に寄生し、失明や脳障害が起きるそう。
なんか、作ってもらっといてなんだけど、生焼けっぽいのもあった気が…。
いやー本当に怖くなってきた。
皆さんは絶対にマネしないようお願いします。
(2〜3週間後が本当に怖い…)
ありがとうございました。
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